トゴ革とはどういう革？

シュリンクレザーの中で最高に魅力的で名だたる著名なブランドが採用する　Veau Crispe Togo　、通称：トゴ革がエルメスで一番よく使用されているトリヨン、エプソン（次に代表的な素材としてはヴォースイフトという素材があります）と揃って定番革素材です。

トゴ革は仔牛ならではのしなやかに湾曲した上質な柔軟性があります。触ると指に凹凸を感じるほど一つ一つの型押しの溝が深く、最もポピュラーと言えるのです。ほぼ完全に傷がつきにくく、また新品同様の状態に再生できやすいです。

なぜトゴ革が高いのか？

まずは生皮の処理だけに150時間以上が必要、他社と比べて３倍から７倍長いと言われています。

特に、最高の品質を確保するために、皮なめし工場は、他の皮なめし工場とはまったく異なり、太陽エネルギーと高度な浄水システム

を使用しています。製造プロセス全体で、テクスチャ表面に「収縮」が生じ、新しい表面積全体の20％減少して、トゴ革が作成されます。

やっぱり素敵ですね！

なので、トゴ革は丈夫でコシがあり、傷に強く、目立ちにくいという特長があって、比較的に高いのです。
エルメス の代表であるバーキンバッグに使用されている特別な革です。さらに、使うほどに馴染み、
味わい深くなっていくため経年を楽しめる素材です。ぜひ１つのトゴ革のものをお使いになって、実感してみてください。


使用上の注意点
表面にはコーティングが施されているので、できるだけ傷に気をつかわず、お手入れも楽なほうが良い、
という場合にはトゴをおすすめいたします。
ただ、こういうお手入れはやはりトゴ革だけではなく、お気に入りの革ものを長く愛用するために心がけて欲しいです.
ホコリ処理には水濡れタオルをよく絞り、同じく叩くようにして汚れをタオルに染み込ませます。また「革専用のブラシ」
を使うと、布では落としにくいホコリや汚れをキレイにできます。
革を乾燥から守る「オイルケア」もオススメです。購入した時よりも表面がカサついてきたな…と感じたら、
オイルでしっかり保湿してあげましょう。

GRACE TOKYOではトコ革を腕時計ベルト、アップルウォッチベルトをはじめ財布、鞄や小物など、
幅広いアイテムに使用し高い人気を誇っています。

是非ご希望のカラーでトゴ革の一品を作らせてください。
最後の小話です、、年末の繁忙期に入っているので、お時間がないのですが、年明けに時間を割いて洗練されたトゴ革のブリーフケースを
お作りしたいなぁと思いますので、是非お楽しみください。